2009年12月15日火曜日

Matin Brun Tour 、終わる。

Matin Brunのツアーファイナルが先日シェルターで終わりを迎える。

私も年頃ゆえに割とプレミア感とか大事にしてしまう可愛い一面がある為、ライブで何があった何をした、だのは来てくれたお客さんにもアレなんであえては書かないが、やっと終わったな、という感じは人並みに少し位はあるさ。先日のファイナルは勿論、このツアーで色々な都市での色々なライブに触れてもらった感謝の気持ちもある。
色々な色々、どうもありがとう、皆んな、とりあえず終わったよ。

家に帰ると、今夜がツアーファイナル日だという事を知るよしもない古い友達から一通のメールがありまして。
軽くめでたいこの夜に、包丁、手首、死、絶望、鬱、自己嫌悪、狂う、という言葉群から物語が浮かび上がる様な内容のメールで、私は夜な夜な疲労にダメをグッと押される。

しかし清潔な布団に寝ながらにしてあれこれ少し思ったのだが、変になってしまう、狂ってしまう事は今のこの世界の正常、真っ当なのではないか、と思ったりもする。断言は勿論、一概にも云えないのだが。

その人とはもう何年も会ってないが、客観的に見ると純粋というキャラクターの度合いが人より少し高めだった記憶は今も消えずにある。あえて使い古された言葉でこんな世の中と書くがこんな世の中にあってその人が変にならないはずはない、と今思えば、今思える。

純粋な人間から順番におかしくなってしまうシステムが無きにしも有らずな気がせんでもない。いや結構する。純粋な人ほど順応,適応力、というよりやっぱ免疫力がなく、そういった気持ちになりやすいのではないか、白に近いだけに。

だから、ギャーつってヒステリックになる自分、ドヨーンつってネガティブになる自分を愛せない、自己嫌悪型な人達に一言だけ言いたい、君らは純粋であると。別に落ち込む事はない、純粋なんだと。

だがそんな自分に自己心酔はしてくれるなよ。

そういう意味でもどういう意味でも、サイサリアもより純粋である必要があるな、色んな色々に対して。
と思った所らへんで、夢におちた。


今年のライブは残す所、新たに27日、トランプルームでのオールナイトイベントが決定し3つとなりました。どうぞお見知り置きを。

とおる。


★photo by KIKIちゃん。