2010年9月23日木曜日

不良のモーニングコーヒーが終わりましたね。



毎日がクリスマスな街、東京は渋谷。先日トランプルームでの『不良のモーニングコーヒーVol.1』も幕が下り不良達にもどうやら夜明けが訪れました。

共演してくれたHATE NO HATE、ナイスDJ達にスーパーな感謝をします。


デヴィットボウイにソックリな外国人紳士、サイサリのイベントだという事を知らずに来たであろうチャイニーズ、ただ酒を呑みにきたであろうパリジェンヌ、気合いで朝までいきます学生諸君、ニート全開上等野郎、可愛い女の子、ドカタ仕事終わりで来たライズアヴォーヴ、そしてやっぱり可愛い女の子、多種多様なお客さん達が入り乱れ、いわゆる関係者的な大人はPPPが全く呼んでない為か、はたまたほっとかれとるのか皆無であり、凄くいい感じの時間、スペースでありました。


純粋にそこにある時間を楽しむ事、まるで鬼の首でも穫った村人の様なはしゃぎ、宴の様相、それは本来やりたかったお客さんとの時間の共有で、それはまぁ良かったのですが、その5倍、反省点、問題点も表面化し、次回からの教訓にしたいと思います。後ろの方で見えなかったお客さん達ごめんね。



楽屋もくそもなく、メンバーもその辺をフラフラして酒を呑むとか、くっちゃべるしかない結果、初めて喋るお客さんとかも多く、それはそれで普段はどことなく構えてしまう瞬間ですが、この日ばかりは同じ場所に遊びにきた人達と話すニュアンスで会話もでき、なかなかの素敵っぷりでした。



私自身そうであった様に何かの出逢い、何かのきっかけで、普段行かない様な場所に自身の身体を持っていく事はとても有意義な事であり、ライブハウスに行く人が少し背伸びをしてクラブへ、クラブへいく人が知性を得に社交場へ、社交野郎はロックの心を取り戻しにライブハウスに…。好き嫌いはあれど、そこに純粋に何かを楽しむ為に行くのであれば、偏見や排他的な考えや目線はやはりどこか狭き事であり、好き嫌いを超越するものだな、と思います。そしてその何かを楽しむ目的、それが私らの音楽であれば尚の事嬉しいな、と思う次第。

我を忘れる事、それは人生において3、4番目に大事な事だと私は位置づけます。我を忘れずして馬鹿にはなれず、楽しめない。頑張れず、続かない。
高校時代の社会の先生が、それは人生に一番大事な事だと言っていました。わしはそれが一番大事な事だとは思わなかったし、今も思えませんが、我を忘れるという事、その言葉はとても印象に残っています。それは大人になればなるほどそうかもしれません。


智に働けば角が立つ傾向、寄りな私みたいなものにとってはよっぽど重要です。単純にただ理詰めの人間としか見られない事もない。何も考えずにイエーイ!って出来る奴の方が幸福に見えるのもわかる。が、智も兼ね備えた遊び人が私は一番魅力に思います。だからもっと色んな吸収もしたい、それと平衡を保って、結構阿呆な人間でいたい。そう思う私、今、まさに青春です。



自然主義に反発する余裕派といえばカッコよろしい印象になるが、現実逃避ではない形で、厳しく寂しい現実という名の世の中を切り去り忘れる事が出来ればそれは素晴らしい。世の中は実は素晴らしいものに満ちているだろう!フェスやライブの本質はそこでしょう。
でもチキショー!やっぱ世は生き辛ぇ〜!が、人生でしょう。



まぁ音楽業界も今は苦しい時代、しかしそういう時代は言い換えれば色んな事をチャレンジしていける時代だと感じます。頭の悪い事はしたくないけど、とりあえず『不良のモーニングコーヒーVol.1』でこの日本の音楽業界も暗闇のみ、という事はないと感じました。それは来てくれた遊びにいらしてくれた人達のおかげです。皆さん、ナイス。




長い長い夜が終わり朝が到来、モーニングコーヒーなどは一滴も飲む事なく、のぶと二人でモーニングラーメンを食らい素晴らしくマイストマックはスラッシュメタル食らいました。



季節の上でも、このイベントの明くる日から、サザエさんが焼き芋を恥じらいながら買いに行く、秋が始まりまった模様です。涼しくて、制作の方も捗れば、いいのですが…。


我を忘れます。





※カレンダーに付属するパスワードは肝心のそのシステムが少しばかり間に合ってなく、急いで進行中です。
またすぐに報告します。
後生です、この辺りも修正していきますんで、許して下さい。


※写真は撮ってくれたカメラマン達が送ってくれたらまたちょこちょこUPします。


という訳でカメラマンの方、ppp_toru@yahoo.co.jpまで、お送り下さい。




次は秘境祭!やっぱり我を忘れます。



とおる。