2010年11月1日月曜日

レコーディングに入ります。




「X is to Y as Y is to Z」のリリースパーティを11月20日に控え、明日から第三弾となる作品を完成させる為、レコーディング突入です。

レコーディングは基本好きですが、そこにいくまでの準備が大変なので大層嫌です。そっからやっとレコーディングに入れるんですね、って意味でもレコーディングは好きです。


そんな漫画家さんみたいな(実際はよく分からないが…)生活が続いている為、あまりプライベート的なニュースがありません。ドコドコ行きました、的な。そんなニュースいらねぇか。

ニュースでも何でもないけどただわしの好きな漫画がこないだ終わってしまいました。『シグルイ』です。
久々に感動するエンディングを見せられました。大変素晴らしかったですが、もう単行本が出るのを楽しみにする事が出来なくなるとなると寂しいです。

別な話で、こないだ『闇金ウシジマくん』がドラマ化されているのを初めて知りました。僕は『スマグラー』から真鍋先生のファンで、スピリッツが真鍋先生にドラマ化にあたってのインタビューを掲載していたのですが、何だか泣きそうになりました。売れない時代を知っている人物の大成は何だか涙腺緩みます。まぁ全くもってのんきな話ですが。テメーも頑張れって話なのですが。はい、頑張ります。
ただ何となく、ドラマの話でウシジマくんって超面白いよね〜って話を耳にすると何か胸がキュっとなります。あれ基盤は普通の人生なるものを送るのが難しくなった人達がモデルだよ。面白いって表現されると、ゾっとします。

小説家も勿論そうなのですが、漫画家を職業とされてる人も取材力といったら凄いですよね。
どれだけ対象となるものを調べたのであろうと想像もつかない位の描写性を持ち、なおそれを漫画として絵やセリフをもたせる作業にも莫大な時間をかけるんですから。普通の生活など絶対あり得ないだろうと容易に想像つきます。そりゃぁ幽遊白書の人も高飛びするよ、と。

週刊漫画雑誌をもってる人なんて、締め切りが毎週毎週襲ってくる訳なのでしょう、もうワヤなんだろうな、と。それがなぜ、あの漫画家が人を殺しただの、女子高生を盗撮しただの、耳にあまり入ってこないのは、心を亡くすほど忙しいのに、向き合わなければ先に進まない、というプレッシャーが半ば強制的にくるからなのかな、とか、自分の作品というものを表現出来るから何とか人道をギリギリの所で外さないのか、とか色々想像しています。
一度、漫画家を職業とされている方と話してみたい年頃です。

別な話、今や週刊漫画雑誌界の読売巨人軍と化したスピリッツでいうと、中崎タツヤ先生の大ファンなのですが、どこの本屋さんにも置いてないので単行本を集めるのは多大に苦労しました。何だか好きなミュージシャンのCDと一緒ですね。古本屋に売るな、とか、オークションに出すな、とかも一緒です。最近出た新人が〜的な話についていけない感じも一緒です。


さて、話がレコーディングでなく漫画話になってしまったのですが、まぁその辺も漫画的だな、と捉えて頂いて、兎に角、レコーディング頑張ります、と。
私の中で手塚治虫はモーツァルト、いましろたかしはジョンレノン、みたいに勝手にイメージ付け出来るんですけど、そんなイメージ付けを勝手にされるほどの、シングルを完成させたいですね。

期待してて下さい。


とおる。


★BAD BOYSの中村 寿雄がイメージ