2010年12月7日火曜日

「建設」と「活き」



最近世界的に著名な特殊メーキャップアーティスト、レイコクルックさんの本を見とったんじゃが、彼女が仕事上出会った様々な面白い人物、事件などの内容も、いちメイクさんの文章では収まらないその文章力も、とても楽しめたのだが、その中で彼女の老化と若返りに対する話がとても興味深かった。


老化メイクを女優などに施す時、多くの女優は近い未来迫り来る皺や皮膚の弛みなどに絶望するが、変身願望のある男性や、老化がまだ現実的でない若い女性などは逆にウキウキするそう。

その反対、若返りメイクの時、どれだけメイクで若さを出せても若さのオーラまではメイクではどうする事も出来ないと。

精神が表面的なものにどれだけ関わってくるか、モチベーション、テンション、情熱、野心、そんなものがいかに大事でいかにその人を左右するものかがよくわかるストーリーでした。

レイコ曰く、若さのアイデンティティーは「建設」と「活き」だとな。クゥーっ!!


年齢をイジル時、肌や髪に手を入れるメーキャップ。
手前味噌な事を言わせてもらうと私は割と年齢が高め、所謂大人っぽい女性に惹かれるが、しかしその肌や髪が瑞々しく若々しいものならば、私の股関はより一層カカシの様に項垂れる事なく、未来永劫立ちすくむ事になります。下ネタじゃん、って話だけど。


海千山千のショービジネスにおいて、彼女の様な強い女性を今まで知らなかった事を恥ずかしく思ったと同時に、こんな人もいるんだと知れて嬉しく思いました。


今日はお寿司を奢ってもらいました。松本家の家族、親類の皆様、私だけ贅沢してごめんなさい。


とおる。


★ドラゴンのキングコングハンドジャケットを身に纏う私。