英語ではアジア人やアメリカ人の事を、アジアン、アメリカンと呼びたもうものだが、って事はひょっとしてまさか…、スーパーサイヤ人は!?
と思って調べたらやはり英語では、スーパーサイヤンじゃった。
ふふふ、笑わせやがる。
この俺様を笑わせやがる(ベジータ風)
言葉、言語というのは意思や思考の伝達であると同時にその国の文化の象徴であり、そして歴史も深いだけに、やはり底が知れない。
ご存知の通り(存じてなかったら殺す)、サイサリアサイサリスサイケの歌詞は8割方日本語で書かれているが、インタビューでは必ずといって構わないほど、なぜ日本語を使う?なぜ日本語に重きをおく?なんて質問がビュンビュンくる。
恐らくPPPの音楽性自体に海外からの影響を多く感じたり、作今のバンドでは英詩が普通に、いや、頻繁に使われているからだろう。そういう流れでPPPにその質問をしてくるのはまぁ当然か、とは思うのだが、やはり日本人インタビュアーからのその質問をされると私は少し寂しい気持ちも感じる。
なにせ日本人が日本語を使う事によって、その質問が生まれてくる訳だから。
なぜ日本語を使うのか。
初めは日本語が一番最高なんだよ、殺すぞ!って事だけだったけど(まぁ今もじゃけど)
ドイツ語にはドイツ語の、フランス語にはフランス語の、各々の響き、文章の美しさ、単語、言い回し、表現方法、情緒などなどがやはり合って、そう思うとなぜ日本語を使うのか、といわれれば、私は日本人で、日本語という言葉が一番自分らしく扱える、並べられる、組み合わせられるから。という答えが今はしっくりくる。
まぁそんな私も数多の日本語魔術師と自分を比べ、ドヨ〜んとなる日々なのだがしかし…。Damn it!
とはいえ例えば日本人以外の人が日本語を喋ったりする時に生まれる、可愛らしさや面白さ、みたいなんは確かにあって、それと似た様な現象は同じ様に海外でもあると思うけど、真剣勝負となるとやはり違う気もする。
しかしちょい古いけど、ゾマホンとかボビーオロゴンとか狙ってその外国人が喋る日本語の可愛らしさや面白さの感じを武器にしているんだろうから、なんて頭がいい事か。なんて器用な事か。とは思います。
実は我らがベーシストのぶちゃんもその毛があるのだが。
まぁ彼は日本人なんだが。もし狙って武器にしているならば、尊敬の念を抱き、土下座をしないといけない。まぁ彼は日本人なんだが。
誤解を恐れずいえば、日本人なら意思や意味を他者に伝える日本語は誰でも言えるし書ける。
日本語を見る際、いい日本語と、ただのかっこよさげなフォルムの単語を並べただけのポーズな日本語を見極める事なく見極め、その文字の連なり列なり面なりと、その言葉の奥にある言葉ではない何かに目を向けるとおのずと見えてくる素晴らしい日本語に、その素晴らしい日本語の向こうにある素晴らしい思考や意思に、もっともっと出会いたひ。出会いたひぞー!
別な話、僕は、自分の敵わない巨大な敵に遭遇した時、そっこうで戦意喪失してしまうベジータが一番好きでした。
とおる。
今度の1/27の詳細です。
http://www.newaudiogram.com/news/007101452.php
このジェケット、キュート。